産地レポート
2015.11.01
2015年11月1日号(No25)
スイス・ヌーシャテル通信11月1日号(№25)
早いもので、2013年10月からメゾン カレーさんのワイン醸造所を訪ね、
葡萄の成長、ワインを作る人達の一年を見続けてきました。
今回でメゾンカレーさんでの取材は最後になります。
大変困難と言われているビオダイナミック農法で作られた葡萄酒の味は、やはり格別でした。
天体の運行にリズムを合わせた農作業。
化学肥料や、農薬を使わず天然成分で作った肥料。
また畑近辺に住む動物達との共存も大切にしているペロシェ氏。
ビオダイナミック農法とは何か?一緒に葡萄作りに同行させていただき貴重な体験ができました。
最後の取材となった今日は出来たての赤ちゃんワインの
ピノノアール、 ウイユデゥ ペルドリ、シャスラーを試飲してきました。
第一発酵が終わりに近づき間もなく第二発酵に入る段階のワインでした。
「今年の出来は上々。程よく暑く、程よく雨が降り、程よく風が、吹き渡ってくれた。
コバエスズキは、いたけど今年の葡萄には興味を示さなかった。
もし今年のワインが、美味しくなかったらそれは、私の責任だ。」
と始終笑いが止まらない取材となりました。
ありがとうございました。