産地レポート

2019年06月

2019.06.01

2019年6月1日号(№68)

ヌーシャテル通信6月号(№68)


2019年ももう半分!

今、私は義弟のぶどう畑を手伝うためランデロンで、きつい仕事に励んでいます。

フランス語でこの作業を「ピエ ドゥ セップ」と呼んでいます。

日本語では「芽かき」。

ピエとは足。セップはぶどうの根元の部分。

ぶどうの木の足元あたりから必要のない芽がどんどん伸びてきます。

それを全て手作業で除去します。

まず、ぶどうの株を両手でしごいて芽をざっと落とします。
落としきれない芽はハサミで除去。

これを怠ると来週はさらに伸びてきますのでしっかり行います。


スイスに来て10年目で初体験の仕事。

こちらの人は慣れているかもしれませんが、私にはとても過酷です。

翌日から三日目まで筋肉痛で座ることが困難でした。

地面から2〜30cm、腰をかがめた体勢でずっと行いますので夕方になるころは四つん這いになりながらの作業になってしまいます。


↑だいたい2~30㎝はこのあたり。


↑ビフォアー           


↑アフター 雑草も除去します。

 

 
この作業を9時間、全て手作業で行います。


 
↑ビフォアー          ↑アフター

雨が降って気温が上がると雑草の伸びも速い。ぶどうも一日3cm伸びます。



↑雑草が生い茂るところはほんとに涙がでそうです(泣)

重労働ですが、美味しいワインのために頑張ります。

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