産地レポート
2017.04.01
2017年4月1日号(№42)
ヌーシャテル通信4月号(№42)
4月に入りました。
スイスは、もう春と呼んで間違いないのない陽気になってきました。
先月末にサマータイムが始まりました。寝不足気分の今日この頃です。
サラリーマンの主人にとっては、この制度にはなんのありがたみを感じられないそうですが、
葡萄を作る義父や、義弟などの農家の人にとっては朝早く起きて行動ができ、
明るい時間帯を有効に使え、照明が節約できたりするので恩恵があるそうです。
さて 今ぶどう畑を散歩していると、よく見かけるのがこれ。
この茶色いひもがいたるところで確認できます。
これは、夜になると出てくる蛾の一種で、たまごをツボミに産み付け
孵化した毛虫がそこを住処にし食べてしまいます。
それをを駆除するためのものです。
交信撹乱法といってひもからは、
メスのホルモンの匂いが漂よいオスがメスを見つけられなくするのです。
このリボンをみると私は春がきたと感じています。