産地レポート
2017年06月
2017.06.01
2017年6月1日号(№44)
ヌーシャテル通信6月号(№44)
最近は初夏らしい天気が続いています。
早速ですがこちらの写真をご覧ください。
広大な庭、ぶどう畑付きで5億円で売りに出されていた館です。
3年ほど前に買い手がついたと聞き、この館の前を車で走るたびに
どんな人が住んでいるんだろうと思いを馳せていました。
先月、とうとうその主に会うチャンスがあり館に行ってきたのです。
毎年5月の初旬に、オープンカーブと言ってヌーシャテルのぶどう醸造所が
一斉にカーブを開いて無料でワインを飲めるイベントがあります。
今年からここの主が作ったワインも仲間入りされ注目を集めていました。
カーブ名は、ボーディジョン。
フランス西南部に位置するラングドック出身のオーナーは、スイス人と結婚したきっかけで
この館に住むことになったそうです。
通常ヌーシャテルのシャスラーは、収穫後1年で飲んでしまいますが、
こちらのカーブでは3年樽で寝かせて作ったことで話題になりました。
味は、好評。
日当たりの良い斜面にぶどう畑があり、遠くにアルプス山脈、
またヌーシャテル湖とまさに絶景ポイント。
あいにくこの日は、雨模様。
晴れていれば、素晴らしい眺め間違いなし。
館の裏側は、まるで森の中。
ビジネスではなく、あくまで趣味の一環として、
のんびりとヌーシャテルのぶどう、シャスラーをフランス風に寝かせて作りましたと、
オーナーは語ってくれました。
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