産地レポート
2020年11月
2020.11.01
2020年11月1日号(№85)
ヌーシャテル通信11月号(№85)
最近、霧が立ち込めてどんよりした天気が続いています。
でも幻想的な景色なので私は好きです。
スイスはいまコロナの第二波を真面に受けていて先週は毎日8000人から9000人が感染していました。
明日からヌーシャテル州はコロナ感染対策が強化されることになりました。
通学する11歳の子供からマスクを。プライベートでの集まりは5人まで。
先週は10人だったのにわずか1週間で半分に。
日々制限は厳しくなっています。
コロナで亡くなった年齢をみると一番多いのは高齢者。
次に多かったのは私の年代50代。
驚きました。
ニュースやラジオ、ネットなど開けば、コロナ一色。
気分が滅入ってしまうので
近所の森にきのこ狩りに先週出かけました。
今月のスカイの社長の挨拶にも書いてありましたが、
植物、季節はマイペース。
本当にその通りと思いました。
この時期は 日本でいう松茸に匹敵するきのこの王様、ポルチーニ茸が顔を出します。
でも見つけるのが難い。
ポルチーニ茸
ポイントはアマニットを見つけることが大事。
アマニットは色鮮やかな毒きのこです。
なぜかポルチーニ茸はこのきのこの近くを好んで成長します。
アニマット
他にも見つけるのが困難な羊の足という名のきのこ。
これは酢漬けにすると美味。
羊の足
反対に簡単に見つけることが可能なchampignons petits gris というその名の通り灰色茸。
灰色茸
このきのこは皮を食べると下痢をするので皮を取り除くのが面倒
きのこに詳しい義理両親と一緒なので安心です。
寒いので枯れ木を
見つけて焚き火をしながら
森でランチ。
コロナウイルスから少しだけど解き放たれるこういう場所に私は感謝しています。
焚火にソーセージを入れて作る簡単ランチ
夜はきのこディナー
翌日は炊き込みご飯にしました。
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