産地レポート
2020.12.03
2020年12月1日号(№86)
ヌーシャテル通信12月1日号(№86)
師走に入りました。
最近、濃霧が立ち込めて太陽をあまり見かけていません。
湖のある地域では晩秋のあたりからこのような現象が起こります。
昼間なのにどんより。
スイス人はこういう時にどうしているかというと、標高1000m位の高い場所に移動します。
そこには青空が広がり太陽が燦燦と降り注いでいます。
そこで日光をたっぷり浴びるのです。
写真を撮るといかに自分が住んでいる場所が雲海の中に埋もれているかよくわかります。
日出る国出身の私は、太陽を見ない日が続くなんてここにくるまで経験がなかったので
初めの頃はよく体調を壊していました。
さてクリスマスイルミネーションが始まりました。
コロナ禍であまり浮かれた気分にはなれませんが、一段と陽が短くなるこの時期に見ると、気持ちを和らげてくれます。