産地レポート
2025年07月
2025.07.01
2025年7月1日号(№119)
ヌーシャテル通信7月1日号(№119)
大変ご無沙汰しておりました。
通信はまだ終わっておりません(笑)
また続けていきますので引き続き宜しくお願い致します
16歳の息子が、今朝 修学旅行へ出発しました。
もう、自分のことは自分でできる年頃。
昨日から、旅のしおりを何度も見返しながら、せっせと荷物の準備をしていた息子。
集合は朝8時45分に駅。
でもやっぱり、母親としてはちゃんと準備できたかが気になって、出発の1時間前に
しおりに書いてある内容を一緒に声に出しながら、
「これは持った?」「あれは?」と確認しました。
結果は、すべて準備完了。
ただ一つ、しおりに書かれていた“参加にあたっての注意事項”に、ちょっと引っかかるものがありました。
それはアルコール、タバコ、電子タバコ
えええ……参加するのは16歳の生徒たち。
日本ではアルコールの解禁は20歳からですが、スイスでは16歳からビールやワインがOKなんですよね。
タバコは何歳からなんだろう……?
それよりも気になったのが、見慣れないフランス語の単語。
“Stupéfiant”。
息子に「これ、どういう意味?」と聞くと、
「ドラッグみたいなやつのことだと思う」との返答。
調べてみたら、まさにその通りで「薬物」を指す言葉でした。
⸻ええー😱
しおりの最後には、こう締めくくられていました。
正しい態度で旅行に参加すること。
夜遅くまで騒がないこと。
禁止物(アルコール・薬物・タバコ・電子タバコなど)を持ち込んだ場合は退去の対象になる。
ホテルに宿泊するため、騒音や物損などがあれば、当人に費用が請求され、帰宅の可能性もある。
わたしも16歳の頃に
しおりの内容があきらに違っていたのにはカルチャーショックを受けました。
「旅」だけでなく「社会」の入り口にも立ち始めた息子を、少し誇らしく、でもやっぱりちょっと心配に思う朝でした。

そっちは高地だから涼しいかも。
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